黄色い花は、明るく元気なイメージを持っています。特にヒマワリやガーベラは、光り輝く太陽のような形から非常に前向きな印象があり、男性へのフラワーギフトとしても人気があります。
花の種類も豊富で、自然界において黄色系の花は白についで2番目に多い花の色(約30%)となっています。
黄色という色はアレンジメントの主役にも脇役にもなれる万能な色です。
今回は、ギフト人気の高いポジティブな意味を持つ黄色い花について紹介します。
ヒマワリ
黄色い花といえば最初に思い浮かぶのがヒマワリ。英語ではSunflowerといいます。
見た目が太陽に似ているだけでなく、向日性(こうじつせい)があり、常に顔を太陽のほうに向ける性質を持っています(花が咲くと向きは東に固定されます)。漢字で向日葵と書くのはそのためです。
花言葉は「あなただけを見つめる」「崇拝」といったポジティブな意味のものが付いています。これらは向日性に由来するものです。
ヒマワリというとヒマワリ畑に咲く大輪の花を思い浮かべるかもしれませんが、切花に適した小ぶりのものもあり、フラワーギフトとして人気があります。
ガーベラ
茎が一本すらっと伸び、その先に鮮やかな花を咲かせるガーベラ。キク科に属する花です。
数百もの種類があり、色のバリエーションも豊富にあります。
ガーベラ全般の花言葉は「希望」「前向き」、黄色いガーベラは「やさしさ」「究極の愛」。ギフトにも問題なく使えるいいイメージのものが付いています。
ガーベラはプリザーブドフラワーでも人気で、さまざまな色のガーベラを使ったアレンジメントが販売されています。
ヒマワリのプリザーブドフラワーを求める方も多いのですが、ヒマワリのプリザーブドフラワーはほとんど市場に出回らないため(あっても高価)、黄色系のプリザーブドアレンジメントにはガーベラがよく使われています。
【IPFA】ガーベラの花畑
販売サイト:ギフトモール
プリザーブドガーベラを使ったフラワーボックス。
水やりの必要がなく長期保存が可能、なおかつ
持ち運びやすい形状なので贈り物にぴったりです。
トルコギキョウ
トルコギキョウ(トルコキキョウ/リシアンサス/ユーストマ)は、リンドウ科ユーストマ属の花です。名前とは裏腹に、トルコ原産でもなければキキョウ科でもありません。花の形がトルコ人が巻いているターバンやキキョウに似ているからその名が付けられたといわれています。
アメリカ原産ですが日本で品種改良されたものが多く、海外ではJapanese roseと呼ばれることもあるほど、日本と関係の深い花です。
花言葉は「優美」「希望」。花の色はたくさんありますが、色別の花言葉はないです。
トルコギキョウは、アレンジメントでバラなどと一緒によく使われます。メインの花材として使われることは少ないですが、花言葉の通りの優美さをアレンジメントに加えてくれます。
販売サイト:青山フラワーマーケット オンラインショップ
イエロー系の花材を使ったアレンジメント。
トルコギキョウも使われています。
吸水性のスポンジに花を挿しているので
花瓶に移し替えずにそのまま飾れます。
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