すべてのフラワーギフトのなかで、最も人気がある色がピンクです。
特に女性からの支持は絶大で、女性がピンクを好むのは文化的要因ではなく生物学的要因の可能性が高いという学説もあります。これは人類の進化の過程で女性は果実を採集する役割を持ち(男性は狩り)、その生活に適応した結果、果実が熟した色であるピンクに反応するようになったから、というのがその理由のひとつだそうです。
ピンクの花のイメージ
ピンクには幸福や安らぎのイメージがあり、どのようなギフトにも使うことができる万能な色でもあります。
ピンクの反対色はライトグリーンなのですが、この2つの組み合わせは相補的でお互いの色を引き立てる力を持っており、さわやかでナチュラルな雰囲気を醸し出すのでオススメです。
ちなみに、ピンクのバラには気品、しとやかさ、温かい心といった花言葉があり、女性へのプレゼントにぴったりです。
ピンクは社会的に女性の色というイメージが強く、男性向けフラワーギフトに使われることはそう多くはありません。とはいえ、たとえば長年務めた会社を定年退職する方へのお祝いの花には、夫を支えてきた奥様へのプレゼントという意味あいもあるので、そういった思いをお話しして、ピンクが多く使われたアレンジメントを贈るのもいいと思います。