お部屋がどことなく殺風景に感じたとき、そこに足りないのはきっと「花」。
花を飾るとお部屋に彩りとアート的な要素が加わり、グッとオシャレになります。
花には生花をはじめ、いくつかの種類がありますが、今回はそのなかでも造花がインテリアにオススメの理由について解説します。
インテリアに造花がオススメの理由
お部屋に花や植物を飾る、というと、生花の切り花を花瓶に挿したり、鉢植えの観葉植物を置いたりといったことがまず頭に浮かびます。
しかしこれらのものは、水やりなどの手入れが必要です。もちろんそういった手間も植物を育てる醍醐味のひとつといえるのですが、もし部屋を彩るインテリア小物として花を必要としているのなら、手入れのいらない造花をオススメします。
造花のメリット
・水やりの必要がない
・置く場所を選ばない
・枯れることがなく見た目の変化がない
・虫がつかない
・アレルギーの心配がない
・季節を問わず花を手に入れられる
・好きな形にアレンジができる
造花の一番のメリットは、手入れの必要がほとんどなく劣化も少ないところです。
旅行などで長期間家を留守にするときも、造花ならまったく気にする必要はありません。
「枯れない花」といえば、造花以外にプリザーブドフラワーもあります。これは生花に特殊加工を施して、長期保存を可能にしたものなのですが、残念ながら時間とともに色あせが起こります。特に日の当たる場所に置いておくとそれが顕著です。
実家の日当たりのいい玄関に、プリザーブドフラワーのアレンジメントと造花のアレンジメントが数年置かれていたのですが、先日久々にチェックしてみたところ、プリザーブドフラワーのほうはすっかり退色して水分も抜けてパサパサに。造花のほうは、退色もなくほぼ最初の状態を保っていました。
耐久性に関しては、ポリエステルなどの化学繊維を使用している造花に軍配が上がります。
また、生花や自然の植物には虫がつく可能性がありますが、造花では虫の存在を気にする必要はありません。
花粉によるアレルギーの心配もないので、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して飾ることができます。
造花のデメリット
一方、デメリットとしては以下のものがあげられます。
・生花と比べると値段が高め
・作り物感がある
・花の種類が限定的
・劣化しないので飽きても処分しづらい
値段に関してはピンキリですが、しっかりとした品質の造花のアレンジメントを買おうと思えばそれなりの値段がします。
ただ造花の場合はずっとそのままの状態で飾っておけるので、コストパフォーマンスは高いです。
見た目については、近年の造花はかなりクオリティーが上がっているものの、間近で見るとやはりポリエステルの繊維感があります。
自然さを重視するなら、プリザーブドフラワーをオススメします。
進化する造花 アーティフィシャルフラワーとの違い
造花には、アーティフィシャルフラワー(アートフラワー)という呼び名もあります。
造花を英語でいうとArtificial Flowerなので、カタカナ読みでそれをそのまま採用している感じです。造花というのは字面や響きが「本物ではない作り物」といった感じを受けるので、そういった印象をやわらげる狙いもあるのだと思われます。
というわけで、造花=アーティフィシャルフラワーなわけですが、造花のなかでも特に高品質なものをアーティフィシャルフラワーと呼ぶ場合もあります。
いずれにせよ、昔のプラスチッキーで安っぽい造花のイメージをアップデートし、ブランディングするための方法といった感じですね。
実際にそういったネガティブなイメージを払拭するだけのクオリティーを、近年のアーティフィシャルフラワーは持っています。
造花の種類
現在、造花はかなりの種類がそろっており、主要な花々はたいてい手に入ります。
もちろんすべての花を網羅しているわけではないので、ピンポイントでほしい花が手に入るわけではありません。その点においては生花に分がありますが、生花も花が出まわる季節や花屋で取り扱いがあるかどうかで手に入る花は限定されてしまうので、それほど差はないかと。
ちなみに葉物の造花はアーティフィシャルグリーン、もしくはフェイクグリーンと呼ばれています。造花と同じくフェイクグリーンのほうは少し響きがよくないかもしれないですね。作り物感があるので。
観葉植物系のものはアーティフィシャルプランツとも呼ばれます。
オススメのアーティフィシャルフラワーショップ
造花は枯れないので、一度購入したらしばらくは同じものを飾ることになります。それを考えると、できるだけ上質なものを選びたいところです。
ワンランク上の高級なアーティフィシャルフラワーをお求めなら、アーティフィシャルフラワー専門店「PRIMAオンライン」がオススメ。花だけでなく葉物系も豊富にそろっています。
上質でスタイリッシュなアーティフィシャル
フラワー&グリーンの専門店「プリマ」。
観葉植物(フロアグリーン)もあります。
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