【入学・卒業・就職祝い】花の選び方ガイド|いつ何を贈るべき?マナーも解説

お祝いの花の選び方(入学・卒業・就職)
当サイトには広告・プロモーションが含まれています

卒業、そして入学就職は、希望に胸を膨らませる人生の節目です。

そんな大切な瞬間にぴったりなのがフラワーギフト
お祝いの花は、その場を華やかにするだけでなく、贈る相手の背中をそっと押してくれる温かいメッセージにもなります。最近では、女性だけでなく男性への贈り物としても人気です。

この記事では、お花を渡すタイミングやマナーから、入学・卒業祝いにぴったりの花の選び方まで、わかりやすく紹介します。

いつ、どう渡す?入学・卒業祝いのマナー

卒業式の日の教室

タイミングや渡し方にもマナーがあります。相手に気持ちよく受け取ってもらえるようにしましょう。

贈るタイミング – いつ渡すのがベストか

  • 卒業祝い: 卒業式当日、またはその後1週間以内を目安に。遅くともその年度内(3月中)には渡しましょう。
  • 入学祝い・就職祝い: 入学式(入社式)の1週間前~前々日ごろがおすすめです。準備で忙しくなる直前や、新生活が始まった直後は避け、少し落ち着いたタイミングを見計らいましょう。
  • 卒業と入学(就職)が続く場合: 両方のタイミングでお祝いするのは大変なので、どちらか一方のタイミングで「卒業おめでとう、そして入学(就職)おめでとう」とまとめて贈ります。どちらかといえば新しい門出である「入学(就職)祝い」に合わせるのが一般的です。もちろん、両方お祝いしたい気持ちがあれば、それぞれ贈っても問題ありません。

渡し方 – どこで、どうやって渡すか

  • 自宅へ配送: 最も丁寧で、相手の負担も少ない方法です。特にアレンジメントなどを贈る場合に適しています。可能であれば、事前に相手の都合のいい日時を確認してから手配しましょう。
  • 式当日に直接手渡し: 卒業式などの会場で直接渡す場合は、式典が終わった後や、写真撮影の後など、相手が少し落ち着いたタイミングを見計らいましょう。持ち帰りやすいサイズの小ぶりな花束などがおすすめです。会場によっては花の持ち込みが制限されている場合もあるため、事前に確認できると安心です。

予算の相場

贈る相手との関係性によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 友人・知人のお子様へ: 3,000円 ~ 5,000円程度
  • 親戚(甥・姪など)へ: 5,000円 ~ 10,000円程度
  • 自分の子どもや孫へ: 5,000円 ~ 上限なし(気持ちに合わせて)

他のプレゼントと一緒に贈る場合は、お花の予算を少し調整してもいいでしょう。

入学・卒業祝いの花の選び方

卒業祝いの花

新しいスタートをきる大切な人へ、最高の祝福を込めた花を選びましょう。

色の選び方

春の門出には、明るく希望に満ちた色合いがぴったりです。

  • ピンク: 優しさ、感謝、祝福。特に女の子に人気。
  • イエロー/オレンジ: 希望、元気、前向きな気持ち。明るい未来を応援。
  • グリーン: 癒やし、成長、フレッシュさ。新たな始まりに。
  • ブルー: 知性、誠実、夢の実現。爽やかで、特に男の子に人気。
  • ミックスカラー: さまざまな色を組み合わせ、カラフルで楽しい雰囲気に。
選び方のヒント

・贈る相手の好きな色や、イメージカラーを取り入れる。
・制服や、卒業式で着る袴の色などに合わせるのもおしゃれ。
・迷ったら、春らしいパステルカラーでまとめると失敗が少ない。

おすすめの花の種類と花言葉

入学祝い、卒業祝い、就職祝い、この3つは基本的に春のイベントなので、その時期に旬を迎える、みずみずしい春の花を取り入れるのがおすすめです。門出にふさわしい花言葉を持つ花を選ぶと、より一層気持ちが伝わります。

  • スイートピー: 「門出」「優しい思い出」 – 新たな旅立ちにぴったり。
  • ガーベラ: 「希望」「前向き」 – 未来へのエールを込めて。
  • チューリップ: 「思いやり」「名声」 – 春の代表的な花。
  • アルストロメリア: 「未来への憧れ」「持続」 – 華やかで花持ちがいい。
  • ラナンキュラス: 「晴れやかな魅力」「名誉」 – 幾重にも重なる花びらが美しい。
  • 桜: 「精神の美」季節感がぴったり。枝ものを少し加えるとお祝いムードが高まる。

ギフトスタイル(花束/アレンジメント等)

いつ、どこで渡すか、相手の好みなどを考えてギフトスタイルを選びましょう。

花束(ブーケ)

卒業式や入学式当日に直接手渡しするシーンにおける定番スタイルで、写真映えもします。ただし、相手が持ち帰りやすいように大きすぎないサイズを選ぶ配慮が大切です。ラッピングもお祝いらしく華やかに仕上げてもらいましょう。

アレンジメント

自宅へ配送する場合や、相手に手間をかけさせたくない場合に最適です。花瓶が不要で、受け取ってそのまま飾れる手軽さが最大のメリットといえます。春らしいバスケットを選んだり、器のデザインにこだわったりするのもおすすめです。

プリザーブドフラワー、ソープフラワー

記念として長く形に残してほしい場合に適しています。水やりなどのお手入れが不要なので、忙しい相手にも負担をかけず、インテリアとして長く楽しんでもらえるのが魅力です。

フラワーボックス

おしゃれなギフトを贈りたい場合や、持ち運びやすさを重視する場合におすすめのスタイルです。箱を開けた時のサプライズ感があります。コンパクトなので飾る場所にも困りません。

選ぶ際の注意点

入学や卒業祝いの花特有の、センシティブなマナーやルールのようなものはありません。しかし、渡す相手の状況を考慮して、以下の点に注意しましょう。

香りが強すぎないか

式典会場など人が集まる場所で渡す場合や、香りに敏感な方へ贈る場合は、香りの穏やかな花を選びましょう(ユリなどは避けるのが無難な場合も)。

花粉が少ないか

花粉が服に付くと汚れてしまうことがあります。特に式典当日に渡す場合は、花粉の少ない花(バラ、トルコギキョウ、スイートピーなど)を選ぶか、花屋さんに花粉を取り除いてもらうようお願いしましょう。アレルギーにも配慮が必要です。

避けた方がいい花

白や黄色の輪菊など、お供えのイメージが強い花だけで構成するのは避けましょう。アレンジメントの一部に少し入る程度なら問題視されないことも多いですが、心配な場合は避けるのが無難です。

サイズは適切か

特に式典当日に渡す花束は、相手が持ち運びやすいサイズ感を意識しましょう。大きすぎると荷物になってしまいます。

巨大なフラワーボックス

「卒業おめでとう」と持ってこられても……

メッセージカードを添える

お花には必ずメッセージカードを添えましょう。

「卒業おめでとう! 新しいステージでの活躍を楽しみにしています」
「ご入学おめでとうございます 充実した学校生活を送ってくださいね」
「就職おめでとう! ○○さんならきっと大丈夫 応援しています!」

など、具体的なお祝いの言葉と、未来への応援メッセージを心を込めて書きましょう。

まとめ

入学・卒業という輝かしい門出。フラワーギフトは、そのお祝いと応援の気持ちを形にして伝える最高のプレゼントです。
一番大切なのは、「おめでとう!」という祝福の心。そして、新しい生活を始める相手への細やかな配慮です。
この記事を参考に、相手の心に残るすてきなフラワーギフトを選んでください。

オススメのフラワーショップ

門出を祝う花ギフトなら、青山フラワーマーケットの公式オンラインショップがおすすめ。

卒業・入学・就職といった人生の節目にふさわしい華やかなフラワーギフトがそろっており、「送別・卒業・入学祝い」専用のカテゴリーも用意されています。

季節の花を使ったナチュラルで洗練されたアレンジメントが魅力で、若い方にも贈りやすいスタイルが豊富。贈る相手のイメージにぴったりの花をきっと見つけられるはず。

青山フラワーマーケット 卒業・入学祝いの花はこちら